デザインが少しずつ出来るようになり、仕事として依頼を受けて行きたいなとお考えの方に、「具体的にどのようにすればいくら稼げるのか?」と行った疑問にお答えして参ります。
この記事の本文
- 準備すべき事
- 効率の良い案件の探し方
- 月5万稼ぐために必要な技術
まずはじめに、副業としてフリーランスのデザイナーで月5万稼ぐのは最低限の事を抑えさえすれば、全然可能、むしろ余裕な数字です。
この記事を読み終える頃には、デザインの副業で月5万を稼ぐ準備が整ってると思います。
もくじ
デザインの副業で5万稼ぐためにすべき2つの準備
デザインの副業を始める準備としては必要最低限として下記の2つを行いましょう。
- ポートフォリオを作る
- 自分の中で価格をざっくり決める
ポートフォリオを作る
ポートフォリオと言っても、超立派なものでなくて問題ありません。興味を持ってくれた人が見れる程度でOKです。
ポートフォリオを作る事が目的になってしまって、準備に時間をかけすぎてしまう方をちょくちょく見かけますが、それは本末転倒なのでサクっとで大丈夫です。
価格をざっくり決める
何となくで問題ないので、価格を考えておきましょう。
最初はクラウドソーシングサービスを通して案件に応募する事が多いので、そこまで重要ではありませんが、一定の価格ラインを自分の中で持っていないと後から辻褄が合わなくなったりと、クライアントとのトラブルの元になり兼ねないです。
準備はこれだけです。さっそく案件を探す段階に移りましょう。
フリーデザイナーとして仕事依頼してくれる人を探す
デザインの副業で月5万稼ぐためには、デザインの仕事の依頼してくれる人を探さなくてはなりません。攻めるべきはSNSとクラウドソーシングサービスの2つです。
SNSで仕事を探す
Twitterやfacebookは人と繋がるだけでなく、仕事の窓口としても有効活用できます。
積極的に作品を上げ、フリーデザイナーとして仕事を募集している事をアプローチしていきましょう。
また、デザインだけでなく、自らデザインに関しての情報を発信する事で、信頼が生まれ、仕事の発注に至るケースも少なくはありません。ただ作品をアップするだけでなく、デザインへのこだわりや気を付けている点などもアウトプットしていくとgoodです。
クラウドソーシングサービスで仕事を探す
主にランサーズやクラウドワークス、@SOHO等から探す事が出来ます。SNSとのダブル戦略であれば、今勢いのあるココナラ等もおすすめです。
ランサーズやクラウドワークスでのデザイン系の仕事はコンペ形式の案件がほとんどなので、デザインを作っても不採用というケースもありますが、根気強く応募する事で、クライアントが何を求めているかを知るきっかけになります。
月5万稼ぐための効率の良い仕事の探し方
フリーデザイナーとして副業で継続的に月5万稼ぐためには仕事の探し方も重要なポイントになってきます。
この探し方を間違えてしまうとコンペ案件で不採用続きで徒労に終わったり、採用されても単価が低かったりと、なかなか月5万の目標を達成できません。
1.フリーデザイナーが狙うべきは継続案件
フリーデザイナーとして安定して月5万稼ぐためには、定期的に仕事の依頼が約束されている定期案件を獲得するのが何よりも効率が良いです。
「どうすれば継続案件を獲得できるの?」と思った方、ここからが本番です。
@SOHOから仕事を探す
まず仕事を探す場所に関してです。多くの方がランサーズやクラウドワークスから仕事を獲得しようとしますが、継続案件なら「@SOHO」がおすすめです。
@SOHOはクラウドソーシングサービスの先駆けのような存在のサイトです。サイトをご覧いただければ分かるように、サイトデザイン自体もひと昔前の状態で止まっています。もちろん、サービスとしては現在も稼働しているのでご安心下さいませ。
では何故、@SOHOが良いのでしょうか。
- 単発より継続案件が圧倒的に多い
- コンペ式ではない
- 採用テストがあったとしても、それにも報酬がある場合が多い
- 契約が済めば直やり取りが基本なので、手数料がひかれる事がない
このように、現在主流なクラウドソーシングサービスに比べて、フリーランスのデザイナーに非常に優しいサービス形態になっています。
継続案件が多いのと、手数料が引かれないのはとても魅力的です。
もしまだ@SOHOに登録していない場合は是非、登録してみて下さい。
2.フリーデザイナーが狙うべきは高単価案件
クラウドソーシングサービス上で案件を応募する際に是非チェックしてほしいのが単価についてです。
バナー1枚単体で募集を掛けている企業さんもいらっしゃいますが、狙うべきは1枚依頼ではなくサイズ違いの複数枚セットなどの高単価案件です。
「どうやってそのような案件を探すか?」
GDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイネットワーク)等の広告用バナー作成案件を探すように心がけます。
簡単に言うとアドセンス等に表示されている広告の事を言います。出稿側の呼び名です。
これらの広告は基本11枚セットでサイズ違いを入稿する広告なので必然的に1枚のベースを作成し、残り10枚をリサイズするという作業が発生します。
具体的には案件検索で「バナー GDN」や「バナー YDN」、「バナー セット」で探してみましょう。
広告1枚だと1,500円~4,000円が相場なのに対して、GDNやYDNのセットは15,000円~20,000円と高単価になります。
また、コンペ式の場合は全サイズ制作が要求されるのでなく、指定のサイズを1枚作り審査されるので、効率もとても良いです。
フリーランスデザイナーとして月5万稼ぐために必要な技術
次に必フリーデザイナーとして副業で月5万稼ぐために、身に着けるべき技術についてです。
もちろん全て出来るに越した事はないですが、完璧に出来るのを待っていても仕方ありません。ここでも効率よくデザインをお金に換える近道をしましょう。
広告デザインが手っ取り早い
前述した通り、高単価案件は広告系が多いです。その為広告のデザインを出来るようにするのが最も手っ取り早いです。さらに、広告デザインさえできれば、カバーできる案件が非常に多くなります。
仕事応募としてよく見かけるECサイトのバナーやネットショップ制作、ランディングページ制作等も、広告デザインの基礎が出来ていれば問題なく通用します。
もし広告系のデザインが苦手、という方はレトロバナーやMUUUUU等のサイトを見てで広告デザインの勉強をする事をお勧めします。
キャッチコピーを考える能力
基本的に仕事として募集されているデザインの案件のほとんどは何かしらの文言が入ります。
その際に、キャッチコピーやサブテキストを提案できるデザイナーと、出来ないデザイナーでは市場価値が全く異なります。ただ、言われたままのデザインをするだけでなく、訴求力のあるデザイン、提案を出来るデザイナーになれるように今から心がける事で、1年後、3年後に大きな違いが出てきます。
キャッチコピーは最初は恥ずかしいかもしれないですが、提案できるように、色々な広告等を見ておくと良いと思います。
フリーのデザイナーとして副業で月5万稼ぐ為にすべき事まとめ
最後にフリーデザイナーとして月5万稼ぐためのポイントをまとめましょう。
- SNSではデザインだけでなく、情報も発信せよ
- 継続案件を探せ→@SOHOがおすすめ
- 高単価案件を探せ→広告のサイズ違いセットがおすすめ
- 広告デザイン力を磨け
- キャッチコピーを考えろ
こんな感じです。すぐに実行できる事ばかりなので、是非、今すぐトライしてみて下さい。
はじめまして。
@SOHO管理人の平城と申します。
たまたまこちらの記事を発見しました。
@SOHOの主旨をご理解いただいてとても嬉しく思います。
@SOHOは、私がフリーランスのITエンジニアとして独立した2000年代前半に、こういったサービスがあったらいいのにと思って2004年に立ち上げたものです。
2008年頃、アメリカからクラウドソーシングというモデルがアメリカから入ってきて、ランサーズ、クラウドワークスといったサービスが立ち上がっていきました。
@SOHOは「個人が企業と対等に渡り合える環境を作りたい」という思いで立ち上げたので、個人の知名度が上がっていかないと意味がありません。
なので、どんどん直接繋がってくださいというスタンスです。
ぜひ、こちらの記事からも多くのフリーランスの方々が活躍される日が来ることを願っています。
ご紹介、誠にありがとうございました。