今回は数あるデザイン学校から、東京・大阪の社会人でも通えるデザイン学校を厳選し、評判や費用について徹底比較致しました。
現役のプログラフィックデザイナーである私がグラフィックデザインを学ぶのに最適だと思う学校を4校を紹介させて頂きます。
東京・大阪をメインにして紹介しておりますが、姉妹校か様々な地域にある学校もありますので、是非参考にされてみて下さい。
- デザインの学校に通いたいけどドコにしたらいいか分からない
- 社会人でも通えるデザイン学校ってあるのかな?
- とにかくデザインを短期間で上達したい
- デザインの仕事に転職したいから基礎から勉強したい
もくじ
デジタルハリウッド(専門スクール)グラフィックデザイナー専攻
デザイン業界にいれば誰もが耳にしたことあるデジタルハリウッド通称デジハリ。4年制の学校もありますが、社会人で通うなら専門スクールがおすすめです。
デジタルハリウッドのカリキュラム内容
週末1日(土曜日)に現役デザイナーが講師となって、タイポグラフィー、レイアウト、カラー、等のデザイン基礎の部分から、ウェブデザイン、スマートフォンサイトのデザイン実践的な授業で学ぶ事が出来る学校です。PhotoshopやIllustrator、Indesignといったソフトを用いて学びます。
週末に授業があるのも社会人としては嬉しいポイントですね。
転職サポートもあり、未経験・初心者から広告・デザイン事務所、Web 制作、印刷や出版業界への 就職・転職を目指す内容になっています。
デジタルハリウッドの特色
とにかく巨大校として知られているデジタルハリウッド。卒業生は5万人を超え、卒業生のネットワークも大きな魅力の1つです。
Web上でのデザインを学ぶ専門学校の先駆のような存在であり、講義のノウハウは逸脱しています。多くのノウハウからどんな方でも対応可能なプログラムを組んでいます。
デジタルハリウッドのコースの概要・費用
学校のコースの概要は下記の通りとなっております。
通学頻度 | 毎週土曜日/週1日 10:30~17:30 |
期間 | 6ヶ月 |
費用(総額) | 430,000円(分割可) (内訳:入学金50,000円・授業料330,000円・設備教材費50,000円) |
所在地 | 東京本校(御茶ノ水駅)・大阪校(梅田駅) |
転職サポート | あり |
デジタルハリウッドの詳しい情報を見る(デジタルハリウッドのサイトにリンクします。)
HALグラフィックデザイン学科・夜間コース
こちらもテレビCMでお馴染みの有名なデザイン学校です。昼間の専門学校としての方がポピュラーですが、実は社会人向けに夜間コースもあるのです。
PhotoshopやIllustrator、Indesignを使用した学校となっております。
HALのカリキュラム内容
希望就職率100%を誇るHALのカリキュラムは全2年の通学で、1年次にデザイン制作・DTP・WEBデザインベーシックを学び、2年次でシンボル・ロゴマーク制作・メディア論・広告制作等を学ぶカリキュラムになっています。
2年間で即戦力となるデザイナーの育成に力を入れています。
HALの特色
何と言っても突出しているのは「希望就職率100%」という箇所です。
デザイン学校として『完全就職保証制度』という制度を設け、就職指導をマンツーマンで行い、夢の実現を徹底的にサポートしてくれます。
何と、更に素晴らしいのが、卒業時に万一就職できない場合、卒業後、就職が決定するまでの必要な学費はHALが全額負担してくれるという事。就職率100%の自信があるからこそですね。
HALのコースの概要・学費
通学頻度 | 月・水・金 19:00~21:15 |
期間 | 2年間 |
費用(総額) | 470,000円(分割不可)/年 (内訳:出願費10,000円・入学金50,000円・授業料320,000円・教育費40,000円・設備教材費50,000円) ※2年目は上記に50,000~75,000円を加えた金額になります。 |
入学のタイミング | 4月/10月 |
所在地 | 東京(新宿駅)・大阪(梅田駅)・名古屋(名古屋駅) |
転職サポート | 完全就職保証制度あり |
創造社デザイン専門学校グラフィック専攻(大阪)
大阪にあるデザイン学校です。2人に1人が再進学になっている社会人向けの夜間コースがあります。
1967年の創業から今年で51年と歴史あるデザイン学校となっております。
創造社デザイン専門学校のカリキュラム
社会に求められている「課題」を解決する能力とそれを可視化したデザインを修得を目指します。ビジュアルコミュニケーション力、効果的なメッセージ伝達をゼロから生み出すを勉強します。
本専攻は、広告、商品だけでなく、動画、映像、WEB等の多くの業界で、デザインを発信できるグラフィックデザイナーを育成します。
創造社デザイン専門学校の特色
がっつりとしたデザイン学校という印象が強いです。週5で通学し、みっちりデザインを実用レベルまで落とし込んでくれます。
10年後、20年後、さらにその先に続く来るべきロボット社会では、ロボットやコンピューターには向いていない芸術などの高次元でクリエイティブなスキルを身につける事に重きをおいています。
また、就職・転職に向けてのサポートであるキャリアデザインを受ける事が出来ます。キャリアデザインは、自分自身の強みを活かし、めざす職業について主体的に計画し、実現していくことをいいます。
学生が自分の理想の将来像を考えていくために必要な能力を発達させ、自律的に行動できるように支援するため、時期に応じた適切なカウンセリングを実施しています。
創造社デザイン専門学校の概要・学費
通学頻度 | 月~金 18:00~21:00 |
期間 | 2年間 |
費用(総額) | 900,000円(分割不可)/年 (内訳:入学金120,000円・授業料540,000円・諸経費240,000円) ※2年目は授業量・諸経費が発生します。 |
入学のタイミング | 4月 |
所在地 | 大阪(梅田駅) |
転職サポート | キャリアデザインサポートあり |
東京デザイン専門学校(東京)
こちらも社会人を対象にした夜間のデザイン学科があります。
グラフィックデザイン学科は未経験から学ぶ事を前提にしているので、初心者向けのコース内容になっております。
東京デザイン専門学校のカリキュラム
グラフィックデザイン制作の基礎から応用までを10ヶ月の中で、学校で学ぶ内容になります。
プランニング、ラフ案、パソコンででの実制作、プレゼンと、実際に仕事で使用するような過程を大切にし、仕事の現場ですぐに活かせるように工夫されています。
PhotoshopやIllustrator、Indesignに始まり、パソコンの基本的な動作等も教えてくれるので、パソコン自体が苦手という方も敷居が低い学校になっています。
東京デザイン専門学校の特色
総合的なデザイン力・デザイナーに重要な「伝える力」・専門学校ならではの就職サポートの3点を特色として掲げています。
ラフ案を基にしっかりとそれをPhotoshop等で再現する力、デザインをプレゼンする力の育成に力を入れています。
また、就職を目指す方には就職部というサポート部署もあり、業界最新情報や就職活動方法等が相談できます。受講中も修了後も利用できるから、卒業してからも安心です。
東京デザイン専門学校の概要・学費
通学頻度 | 火・木・土 (火木)19:00~21:30 (土)10:00~16:00 |
期間 | 10ヶ月 |
費用(総額) | 570,000円(分割不可)/年 (内訳:入学金50,000円・授業料500,000円・教材費20,000円) |
入学のタイミング | 4月・10月 |
所在地 | 東京(原宿駅) |
転職サポート | あり(就職部でサポート) |
社会人向けの東京・大阪のデザイン学校まとめ
それでは最後に各デザイン学校の特徴を一覧にして見てみましょう
通学頻度 | 期間 | 費用 | 入学時期 | 所在地 | 転職サポート | |
デジタルハリウッド | 土曜日 | 6ヶ月 | 43万円 | 4月 | 東京・大阪 | あり |
HAL(夜間コース) | 月・水・金 | 2年 | 47万円※1年分 | 4月・10月 | 東京・大阪 | あり |
創造社デザイン専門学校 | 月~金 | 2年 | 90万円※1年分 | 4月 | 大阪 | あり |
東京デザイン専門学校 | 火・木・土 | 10ヶ月 | 57万円 | 4月・10月 | 東京 | あり |
仕事と両立してデザインを学びたい場合は「デジタルハリウッド」「東京デザイン専門学校」がおすすめです。
がっつりデザインを勉強したい場合は「HAL」「創造社デザイン専門学校」が良いと思います。
学校なんて通っている暇はない!!という方はこちらの記事をご参考下さい♪
目標に対して、自分の現在のライフワークに合わせて自分に合うデザイン学校を選ぶ手助けになれたら幸いです。
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