「アイキャッチ画像が何か物寂しい」そんな時はちょっとしたテキストを飾り字やサブタイトルとして加える事で解消出来ます。
現在多く需要があるグラフィックデザインの内容は、主にネット上での広告やECでのバナー等です。
この場合、全体のデザインよりも重要視されるのが「何を載せるか」です。メインの文言をベースにデザインを組んで行きます。クリック率を上げ目的のページに誘導する事が指標になるため、キャッチコピーの熟考は書かせません。
ブログのアイキャッチにも同様の事が言えます。「アイキャッチから記事を見たい!」と思わせる必要があります。今回はアイキャッチデザインにおけるキャッチコピー、載せる文言を考えるコツについてご紹介致します。
アイキャッチ画像とはSNS流入対策
まず初めにアイキャッチの在り方についてです。アイキャッチ画像とは記事の一番上のある画像の事ですが、近年の印象としてはSNSにおける(TwitterカードやFacebookカード)サムネイル画像としての意味合いが非常に強いと感じています。
記事を書きましたよーと告知をする際に表示されるこのサムネイルで、エンゲージメント数(投稿の内容を見てくれる数)やクリック率に変化があるからです。
そう考えるとアイキャッチ画像とはただ記事の上にある画像ではなく、SNS流入対策として重要な役割を果たします。ではアクセス数を左右する重要な役割を担うアイキャッチ画像に載せるテキストはどのような内容が最適と言えるでしょうか。見てまいりましょう。
誰に読んで欲しいかを考える
意外と落とし穴になってしまっているのがこの項目。誰に読んでほしいか=ペルソナの明確化です。恐らく記事を書いている中では何となくどんな人に読んで欲しいか、筆者は分かっているはずです。
分かっているはずなのですが、自分の中で曖昧にしてしまっているケースが殆ど。誰に読んで欲しいか、が分かれば自然とタイトル、アイキャッチに入れるべき内容が見えてきます。
例えば私の場合、デザインをする方法の記事を多く書いていますが、その多くは未経験者・初心者だけどもかっこいいデザインがしたい!という方に向けてです。私がイメージしているペルソナを参考例として記載します。
- デザイン未経験者・初心者の方
- ブログも初心者よりの方
- かっこいいデザインに憧れるけど敷居が高いように感じている
- 無料のツール(CanvaやPhonto等のアプリ)でやりたいと思っている
- 時間をかけずに作りたいと思っている
- 完璧でなくても一定ラインのデザインクオリティを出したいと思っている
ターゲットは何を求めているかを知る
ある程度ペルソナが明確化したら、彼らがどんな事を求めているかを考えましょう。イメージとしては記事のタイトルの先にある疑問や興味等、読者の心くすぐるような内容です。
例えば「超簡単なデザイン技」という、誰でも簡単にデザインできるよーという内容の記事があったとします。記事のタイトルを考え、アイキャッチを作る時に読者さん(空想)とこんな脳内会話を繰り広げます。
そしてこんなアイキャッチが出来ました。
こんな感じで、読者さんが得られる情報+αで心をくすぐるような内容を入れるとクリック率が異なって来ます♪
他にも
- 犬の無駄吠えを無くす方法→「まるで魔法!」今すぐ実践!犬の無駄吠えを無くす方法
- デザインの効率的な順番を紹介→5分で完成するデザインの効率的な順番を紹介
- 結婚式をしないカップルのリアルな理由→本当はしたい?結婚式をしないカップルのリアルな理由
※最後のは実際にきゅんさんのアイキャッチを添削させて頂いた際に記載した内容になります。
このようなイメージです。
読者のメリットを記載する
脳内会話にもあったように、記事を読んだ事で読者さんは「どんなメリットを得られるのか、どんな風に問題を解決出来るのか」を分かりやすく提示してあげる事も大切です。
記事のタイトルだけではインパクトが弱い場合はサブタイトルや飾り字的な要素を活かして読者の心をグッと掴みましょう。見た相手に「?」や「!」の感情を持たせられたら勝ちです。自分が読む側の気持ちになってみるとどんな内容に心躍らされるかが見えてきます。
さいごに
アイキャッチの場合、ほとんどが記事のタイトルがメインになります。しかし私のイメージでは
- タイトル(テキスト)=SEO対策
- アイキャッチ(画像)=SNS等の流入対策
という印象が強いです。言い換えればアイキャッチはSNS上でのSEO対策とも言えます。
アイキャッチは画像なので、記事のタイトルと一字一句同じで無くても構いません。より、目に触れた人がクリックしたくなるように、工夫して文字を入れる事が出来ます。
SNSがインフラのように普及している、今の時代だからこそ、SNS内SEOとしてのアイキャッチデザインが出来たらよりGOODですね♪