自分たちが納得して「子供を持たない」という選択をしているにも関わらず、周囲からの反対されたり、圧力をかけられて滅入ってしまう事があります。周囲に色々と口出しされた時はどのように対処するのが良いのでしょうか。自分の経験も踏まえて書いていきたいと思います。
親(義両親)や周囲が反対する理由
反対の理由は主に下記のような内容が多いです。
- 子供を持たないなんて結婚した意味がない
- 今は良くても欲しい時に産めなくなる
- 産める身体なのに勿体無い
- 孫を見せないなんて親不孝だ
確かに言われている内容は理解出来ますが、産まない選択をしたカップルはこのような事は重々承知の上。中々分かってもらえないのが現実です。
「何で欲しくないか」を自分自身が理解する
何故産まない選択をしたかは人それぞれですが、その真髄にたどり着けないと周囲を説得する事は出来ません。
育てられるか心配、お金が心配、等の理由を両親、義両親に伝えている場合は「産めば母性が芽生えるから絶対大丈夫!」「お金の事は心配しないで!何かあったら支援するから!」等と言いくるめられてしまったという経験はないでしょうか。
私の場合はシンプルに子供が苦手・自由に生きたいからの2点ですが、子供が欲しくないなんて自分が冷酷な人間だと思われてしまうのではないかと思い、もっともらしい理由を取って付けていないでしょうか。相手に伝えるか伝えないかは置いておき、まずは何となく欲しくない、から何故欲しくないのかの理由を自分の中ではっきりさせると心がスッキリします。
家族(義両親)親戚からの圧力、反対や文句
欲しくない理由がわかった所で、最初の壁は両親です。自分の両親には本当の理由を言った方がいいと思います。しかし、両親が精神的に脆い場合は「私たちの育て方が悪かったから…」と自分を責めてしまう事があるので、自分の人生はとても楽しいという事、両親に感謝をしているという事、両親を愛しているという事をしっかりと伝えましょう。
義両親の場合は基本的にパートナーに任せた方が良いですが、もし直接問い詰められるようでしたら、その状況をパートナーに説明し、義両親を説得してもらうようにしましょう。
もし、敵意を出してしつこく責められて、どうしても直接話さななければ行けない場合は本当の理由を話すか、嘘はつきたくないですが、円満な関係を続けて行きたいので「相手が黙ってしまうような正当な理由」を付けるのも手です。これについて下記で説明致します。
友達から文句
これは大きなおせっかいになるので、基本的には放っておけばOKだと思うです。
しかし中々しつこい友達となるとかなり面倒です。両親ならまだしも、所詮育った環境も価値観も異なる他人なのであまりにも責めて立てて来る(中には本気で心配してくる)友人に関しては、「理解し合うことは難しい」と悲しいですが諦める事が懸命です。
どうしても厳しい場合の最終手段
特に両親、義両親に関してどうしても厳しい場合は、婦人科系の悩みの合わせ技が有効です。
- 婦人科検診で月経困難症と診断されて治療をしている
- 子宮内にポリープが出来てしまって妊娠しにくいと医者に言われている
- 生理が重くて婦人科に言ったら軽度の子宮内膜症と言われた
等、実際は妊娠できないとまでは行かないまでも、デリケートな問題でそれ以上は誰も踏み込んで来れないような内容を神妙な面持ちで伝えると効果てきめんです。
私は実際、6年前に子宮頸がん(ステージ1)の手術をし、そこから婦人科に通っています。※今は完治しています(^ω^)
その際に子宮内に複数のポリープが見つかり「ポリープがあるままだと妊娠は出来ないし、もしかしたらポリープが出来やすい体質かもしれないね。」とお医者さまに言われました。
実際、ポリープは切除してしまえば問題ないし、子宮頸がんの術後も早産のリスクが少し高まる位で問題なく出産出来ると言われましたが、旦那には義両親に上記の旨を神妙に伝えてもらって以来、子供のことについては一切触れて来なくなりました。
月経困難症や子宮内ポリープは誰にでも起こり得る身近な物なので、それを話に出してみるのも手かもしれません。
結局は自分達がどうしたいか
最終的には自分達夫婦がどうして行きたいか、です。子供を産まない選択をしたのなら、その選択に責任をもって、人生を全力で楽しめばいいのです。その幸せそうな姿を見れたら周りもいつか納得してくれすのではないでしょうか。
まだまだ偏見(?)のある世の中ですが、気軽に楽しく行きていきたいです♪
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