株式投資に興味があるけど、何からどう始めれば良いのか分からない」。
あなたは今、そうお考えではありませんか?
「負けたらどうしよう」「株はお金持ちの遊びだから自分には敷居が高い」、だから興味はあるけど始められない。でももし、株で安全に毎月5万円でも稼げたら家計がすごく楽になるし、何よりも嬉しいですよね。
実は株式投資は一夜にして大損したりするような、お金持ちの遊び=ギャンブルではありません。実際に私は貯金500万円以下のごく一般的な人間ですが、毎月平均して2万~5万円勝つ事ができています。
この記事では全く株に対して初心者の方でもどうやって株を始めるのか、またどうやったら損しないで売買出来るのかを解説して参ります。
更に一時的に勝つのではなく、安定して継続的にコツコツと勝ち続ける事で、徐々に貯金(=資産)を増やすために必要な考え方も併せて説明して参ります。
日経平均も分からなかった私がトータルして勝つトレードをするまでの事を紹介していくので、是非ご参考下さいませ。
もくじ
株で安定して勝つ方法を理解すればこんなに簡単にトレード出来る!
まずは株式投資をする事で得られる事についてです。
株で安定すれば毎月の貯金額が増える
何よりも1番のメリットは単純に「お金が増える」という事です。
私は2017年10月からトレードを開始しました。一時は何も分からず資産をどんどん減らしてしまって焦った事もありましたが、きちんとコツを踏まえればここまで元金を減らしてしまう事はありません。
当時は前場開始から場がしまる15時まで張り付いてハラハラしながらやっていましたが、今は朝の1時間だけです。1日中ドキドキハラハラするのは精神衛生上よくないですからね。
毎月数万円でも勝つことが出来ればそのまま貯金額を増やす事も出来ますし、欲しかった物を買う事も出来ます♪これがめっちゃ嬉しいですね。
お金がお金を稼いでくれる
普通お金を稼ぐ時は、労働の対価がほとんどです。時給や月給で働いたら働いたぶんだけのお金をもらう事が出来ます。
しかし投資はこれとは異なり、お金がお金を稼いでくれるというイメージになります。極論、何も手を動かさなくても、証券会社に入れてある元金で買った株の銘柄が上昇する事によってお金が発生します。不労所得に近いかたちです。
銘柄を見極めて株を保有すれば、売るまでの期間は何もしなくてもお金が増えて行きます。
馬鹿なトレードをしなければ大損はありえない
よく「株で大損して借金を背負った」「株で負けて貯金ゼロになった」「株での失敗を旦那に言えない…」等というキーワードを良くみかけますが、正直いってこれは、相当馬鹿なトレードをしない限りは起こらない事です。ここで言う馬鹿なトレードとは
- 持っている金額に見合わない額を投資する
- 株価が下がっているのに上がると期待して持ち続ける
- 信用買(※簡単に言うと元金を担保に借金して大きな金額で株を買う事)で無謀な買い方をする
等を指します。
特にある程度株に慣れて来た人は気がゆるんで馬鹿なトレードをしがちですが、上記のような事さえしなければ借金を背負う程の損害はまず有りえません。
私でさえ最も負けた月でも3~4万位でした。
中卒でも分かる、初心者の株の始め方
それでは早速、初心者の株の始め方について解説して参ります。
準備する物
はじめに株を始めるにあたって準備する物です。
- 証券会社
- 元金
30万~50万がベストですが、最低5万あればOKです。 - パソコン&インターネット環境
スマホでも出来る等と言いますが、断然PCがオススメです。
では1つずつ見ていきましょう。
証券会社
証券会社は株をトレードする際にお金を預け入れる場所になります。証券会社に預けたお金を元に株を買ったり売ったりする事が出来ます。
有名な所で言うと、SBI証券、楽天証券、松井証券等が挙げられます。ちなみに私はSBI証券しか使った事がないので、オススメはSBI証券です。
この証券会社に口座を開設し、お金を預け入れ、トレードのシステムをPCにインストールする事で、株の取引が出来る画面を起動する事が出来ます。よく見るこれ、です。
スマホのアプリでも出来ますが、画面が小さくてやりにくいので絶対にPCにがおすすめです。
元金
次に必要なのは「お金」です。証券会社に預け入れるお金の事は「元金」と呼ばれます。株をする元になるお金という意味ですね。
額については30~50万程が理想的ですが、5~10万円程でも問題ありません。
追って説明しますが、元金は多いほうが稼げる額も大きくなります。5万円でも株のトレードは出来ますが、利益を出せても数千円程度になる可能性が高いので、数万円勝ちたい場合は30万円以上がおすすめです。
パソコン・インターネット環境
前述した通り、売買はインターネット上で自分のパソコンにインストールしたシステムで行います。スマホでも出来るという方もいらっしゃいますが、画面が小さくてやりづらい。特に初心者の方はパソコンの画面でじっくり見る事が大切です。
併せてインターネット環境も用意しましょう。出来ればある程度速度があった方がいいですが、このブログで紹介するトレード手法は一刻一秒を争うようなトレードではないので、回線速度はそこまで気にしなくてもOKです。
情報収集
いくら安全なトレードをすると言っても、情報収集は必須になります。
情報収集と言っても難しい事ではなく、どんな銘柄が上がっていて、どんな銘柄が下がっているのかを調べたり、日経平均の動向を見たりするだけでOKです。ツイッター等で株式投資をしているアカウントをフォローしてみるのも良いです。結構参考になる情報が流れてきたりします。
とは言え、情報を鵜呑みにするのはNG!東洋経済オンラインや日経新聞、四季報等の情報ならOKですが、個人がつぶやく情報は、最悪の場合情報操作もありえるので、注意して下さい。
例)この株は上がる!と煽って上がり始めたら本人は売り抜ける等。
株で勝つとはどういう事?初心者のための必要な知識
株を始める時の必要な準備が分かった所で次に株で勝つ仕組みについてです。
株で勝つという事は
どうやったら株でお金を設ける事が出来るのか、簡単に仕組みをご説明致します。
A株式会社の株価が300円の時に1000株買った場合を例にして開設します。
ちなみに株は100株区切りで買うことが出来ます。この場合、最低株数の100株は30,000円で買う事が可能です。
株を買う単位を単元と言います。今が全株が100株単位で統一されています。
このA株式会社の株価が変動した時に利益・損益が発生します。
A株式会社の株価が上がって305円になった時、元々300円で1000株買っていたので、その差分の5,000円が儲けになる仕組みです。
逆に下がってしまったら
同じ考え方で差分の5,000円が損益になります。
これが株で儲ける仕組みになります。
チャートの読み方を知ろう
株価の変動で利益、損益が出来る仕組みがわかった所で、次はチャートの読み方です。取引が出来る銘柄は、上場したその日からの日足チャートが残っています。ちなみにチャートは
- 月足チャート
1ヶ月分を1つの棒にして、その月の一番安い時と高い時がひと目で分かるチャート - 日足チャート
1日分を1つの棒にして、その日の一番安い時と高い時がひと目で分かるチャート - 5分足チャート
1日の中の5分を1つの棒にして、5分のうちの一番安い時と高い時がひと目で分かるチャート - 1分足チャート
1日の1分ずつを1つの棒にして、1分の一番安い時と高い時がひと目で分かるチャート
大きく分けてこの4つがあります。
主に取引時に使うのが5分足チャート、銘柄を探す時に使うのが日足チャートと覚えておけばOK。
では細かい読み方についてです。赤い棒と、青い棒が混在し、しかも棒の上と下から細い線が出ています。一番下にある棒グラフは出来高を示します。これにはそれぞれ意味があるので、見ていきましょう。
まずはじめにこの棒の呼び方についてです。
- 赤い棒や青い棒=ロウソク足
- 棒から出てる線=髭(ヒゲ)上に出てるのを上ヒゲ、下に出てるのを下ヒゲ
- 出来高=取引された株数
赤いロウソクの場合は、そのロウソクが始まった時から終わった時(5分足の場合、その5分の間)で株価が上昇した場合で、青いロウソクの時は逆に株価が下がった時を表します。
上記の図は5分足の場合で開設をしていますが、日足になっても認識は同じになります。日足で赤いロウソク足の場合、下が9:00、上が15:00のタイミングになり、上ヒゲはその日の高値、下ヒゲはその日の安値を表します。
青いロウソク足の場合は、9:00の段階よりも9:05の方が株価が低い場合に現れます。これを繰り返しながら株価の変動がチャートになっていくイメージです。
ここまで理解出来れば、今すぐにでも株を始める事が可能です♪
初心者が毎月5万円、確実に勝つために必要な事
準備する物、株で儲ける仕組みや知識がついた所で、毎月5万勝つために必要な事を解説していきます。
勝てる銘柄を選ぼう
冒頭でも話が上がったように、銘柄選びはとても大切です。
しかしながらこれから上がる銘柄なんてどこにも情報は書いてないし、誰も教えてくれません。ではどのようにして選ぶか?上がるか上がらないかは運なの?
運という点では半分正解で半分不正解です。上がるか上がらないかは確かに運要素があります。しかし半々の可能性の運ではなく、上がる可能性が高い銘柄を選ぶ事で、上がる確率が60%、70%にする事が出来ます。
ではどうすれば上がる銘柄を選べるのか。それは安値圏の銘柄を買うという事です。安値圏とは、過去数年を見て、株価が比較的安い箇所にいる状態の事を指します。
過去3年位を見て、安値圏にいる銘柄を売買の対象にする事で、上値を追ってくれる可能性が上がります。
とは言え、倒産危機や上場廃止機器など、明らかな悪材料(=悪い原因)があって株価が下がっている場合は避けるようにして下さい。事前に四季報等を使って株価の背景を調べましょう。
買う・売るタイミングを見極めよう
もっと下がってから買おうと思っていたら、上がっていってしまい、もっと上がったら売ろうと思って下がってしまったという話はよく聞きます。もちろん私も経験者です。
「頭と尻尾はくれてやれ」という株のことわざにもあるように、安値から高値分の最大の利益を得る事は非常に難しいです。プロでも不可能に近いです。
そのため、どこまで許容できるかを考え、買いに入るタイミングと売り抜ける(もしくはロスカット)するタイミングをしっかりと見極めましょう。これには正解はないので、自分にあったタイミングを見つける事が必要です。
ちなみに私は最短では1分単位で売買、最長では半年以上持ち続けている銘柄もあります。
迷ったら買わない
ショッピングのようですが、迷ったら買わない事も大切です。買う理由がない物は買っても意味がありません。
少しでもその銘柄に迷いを感じたら、もう一度よく考え、結論が出てから改めて買うようにしましょう。
ロスカットは避けて通れない道
ロスカットとは損切りの事を指します。損切りとは、負けている状態で株を売る事です。
トレードをしていたら勝ち続ける事は出来ません。中にはもちろん負けてしまう事も絶対にあります。絶対です。その時、どれだけ早く見切りをつけられるかが大切なポイント。
「待ってれば上がるかもしれないから…」
という根拠のない期待を胸にどんどん下がっていく銘柄を、切るに切れなくなり、仕方なくそのまま塩漬け(マイナスを抱えながらずっと保有する事)している人を見ていますが、とても辛そうです。上がるかもしれないは自分に都合の良い幻想だと思って、損失が広がる前にロスカット。
そして何故ロスカットする状況になってしまったのかを振り返って改善していく事で銘柄を見極める力がついてきます。
初心者が株式投資で負けない為に必要な事
最後に初心者が株で負けない為に覚えておいて欲しい大切な事を紹介します。
損失を恐れない
先程も書いたように、トレードをしていれば確実に負ける時が来ます。プロと呼ばれるトレーダーでさえ、勝率は50%あれば凄い方です。
マイナスを食らうのは怖い事ですが、損失を恐れていてはトレードは出来ません。いかに早くロスカットをする事かが大切です。
3回負けて10,000円失っても、1回で15,000円勝つ=トータルでプラスに転じさせるという視点を大切にしましょう。私自身もちまちまと数千円負けても、1銘柄で数万円かってプラスにさせるという事を日々繰り返しています。
損失を恐れずにチャレンジし、損失が出たら、銘柄にしがみつかずに潔くロスカット。これがとっても大切です。
感情に振り回されない
これは最も難しい部分になります。株のトレードはほぼ心理戦です。システム上の画面は一見、人の心とは別物のように見えますが、実際にその奥には人がいます。(システムでトレードしている人もイますが。)
1円、2円の値動きにビクビクしてその場の焦る感情に流されてしまうと、カモにされてしまいます。
トレード中はいかに冷静にチャートと向き合うかが大切です。本当に難しい部分ではありますが。
周りの声に左右されない
株式投資に触れていると、あちらこちらで、来月あの銘柄は上がる、この銘柄はそろそろ暴落するから逃げた方が良い等と言う声を耳にします。「A株式会社は上がるから買ったほうが良いよ」などと勧められる事も出てくるかもしれません。
しかし、根拠のない話や、周りの話に左右されてトレードしていては結果は出せません。
周りに流されて得た利益は自分の力ではありませんし、損失を食らってもその人がお金を返してくれるわけではありません。
もちろん、先輩トレーダーの声を聞くのも良いですが、あくまでも参考程度にして、どうトレードするからしっかりと自分の意志で決めるようにしましょう。
まとめ│株を始める時から勝つ方法を意識しよう
初心者が株を始める際には最低限の準備と知識、また勝てる為にはまず儲かる仕組みと、勝つための方法を知り、イメージする事が大切です。勝つためには
- 証券口座の開設
- チャートの読み方の理解
- 銘柄の選定:安値圏がおすすめ
- メンタルの強化:感情に振り回されない
このあたりをしっかりと抑えてトレードを行ってみて下さい。
最初のうちは最低売買数の100株から始め、トレードに慣れていったら株数を増やして、徐々に勝つイメージから実体験にうつし、その手法を定着させて行く方法がおすすめです。
初心者の株式投資シリーズは定期的に更新していく予定で、次回は実践型のトレード手法を紹介したいと考えております。それまで是非、証券口座と元金を用意してお待ちくださいませ。